これから絵を描く練習をしたいけど、まずデッサンからはじめたいな。
鉛筆で下絵をたくさん練習したいな。
でしたら、クロッキー帳を使ってみましょう。
コスパがよくて、軽くて持ち運びやすいクロッキー帳。
クロッキー帳ってどんなの?
どんな画材と合うの?
私のクロッキー帳の使い方、試した画材を紹介します。
スケッチやデッサンの練習をするならクロッキー帳
クロッキー帳とは、絵を書くためのスケッチブックのひとつです。
ではクロッキーってどういうことでしょう?
あまり聞き慣れない言葉ですよね。
絵の描き方で、デッサンにスケッチという言葉はよく聞きますが、どう違うんでしょう?
クロッキー、デッサン、スケッチの違い
かんたんに違いを説明してみます。
人や動物などの動きのあるものを、短時間で描写していくことをいいます。
対象をよく見て明暗や質感などを丁寧に描写していくことです。
人物や風景などを大まかに描写すること。写生、素描とも言います。
似ているけど、どこまで描くかで違うんですね。
クロッキーを練習することで、絵を描く力は上達していくそうです。
人や動物の絵をたくさん仕事で描かれる方(アニメなど)は、この練習をたくさんされているんでしょうね。
私はクロッキーをするというよりも、デッサンやスケッチに、クロッキー帳を使います。
クロッキー帳ってどんな物?
では、そのクロッキー帳ってどんな物なんでしょう。
クロッキー帳もスケッチブックの一種ですが、クロッキーという薄い紙を使っています。
(中にはスケッチブックと同じように 、画用紙のものもあります。)
クロッキー帳は、紙が薄いので1冊のページ数が多いです。
だから、下絵の練習をするにはぴったりなんですね。
また、低価格なので買いやすくて、どんどん使えます。
軽いですし、持ち運びにも便利です。
クロッキー帳に合う画材を試してみた
では、クロッキー帳にはどんな画材が合うのでしょう?
私の持っている筆記具で描いた印象を紹介します。
鉛筆やペン
鉛筆やペンは描きやすいです。
多くの人が鉛筆でデッサンやスケッチに使うと思います。
紙質がなめらかなので、さっと描けるし、次々に早く描くにもぴったりです。
色を塗るなら、色鉛筆がぴったりです。
アルコールマーカー
イラストを書くのに人気のペン、コピック。
コピックにはいくつか種類があるようですが、私はあまり詳しくありません。
コピックチャオのグレイだけ持っています。
影を塗るのにちょうどいいからです。
ピグマペンで線を書いて、影だけコピックで塗る。
裏は?
裏うつりしています。
コピックで描くなら、片面だけを描くといいですね。
その後、ダイソーのイラストマーカーを購入したので、同じくダイソーのクロッキー帳を使って鬼滅の刃を描いてみました。
完成した上の絵には最後に色鉛筆を重ねていますが、イラストマーカーで描いたあとの裏面はこんな感じでしっかり裏写りしています。
だから、アルコールマーカーを使うときは、いらない紙を下に敷いて描きましょう。
>好きなキャラを自分で描きたい!クロッキー帳で初心者にオススメの方法
クリーンカラー クリアブラッシュ
呉竹のクリーンカラー クリアブラッシュ(CLEAN COLORのReal Brush)を持っています。
毛筆タイプのカラーペンです。
これでクロッキー帳に塗ると
こちらも、少しうつります。
水彩絵の具には向いていませんね。
でも、鉛筆で練習する、という目的以外は、片面しか使わないものなのかもしれません。
私のクロッキー帳の使い方
飼っているペットを上手に描きたいのですが、難しくて練習中です。
こまかいところまで描くデッサンや色鉛筆は、集中できて気持ちを落ち着かせてくれますね。
描いたページを切り取って、ライフログ用のノートに貼ったりもします。
>バレットジャーナルは続かなかったけど、ライフログノートはつけたい
おすすめのクロッキー帳は?
私が使っているのは、マルマンのとダイソーのクロッキー帳です。
大きい方(B5)が、ダイソー(DAISO)のクロッキー帳で、100枚入り!
これで100円は安いですね。
小さいサイズのものは、マルマンのクロッキー帳(ポケットシリーズ)。
ページの色は2種類あり、ホワイト(白クロッキー紙)とクリーム色。
白が100枚でクリームが80枚で、どちらも定価320円です。
出かける時にも持っていると、どこでもサッと描ける練習ができます。
最後に
デッサンやスケッチの練習によく使われるクロッキー帳を紹介しました。
コスパもよくて描きやすいクロッキー帳は、練習用にぴったりです。
1冊の枚数が多いから、毎日1ページ描いても、たっぷり使えます。
どんどん描いて捨てる人もいるようです。
私は趣味で楽しんでるだけなので、マイペースでゆっくり描いています。
クロッキー帳は、色鉛筆で塗るのがお気に入り。
または、ちょっと雑誌などから、人を選んで描くのも楽しいです。
紙が薄いから、切り取ってノートに貼ることもできます。
1枚をしっかり楽しむこともできたり、練習用に惜しまずに描いて、使い捨てることもできるクロッキー帳は便利な1冊です。
さぁ、今度はなにを描こうかなー。