何冊かある塗り絵のうちのひとつ「ミュシャぬりえファンタジー」 。
1枚ずつ切り取って塗れるようになっています。
これまでに塗った塗り絵は3枚。
全部、作品リストや自分の持っているパンフレットを見ながら同じ色合いで塗ってきましたが、今回はじめて自分で配色を考えてみました。
塗ったのは「雑誌『ラ・プリュム』のためのポスター「サラ・ベルナール」(Sarah Bernhard,Psuter for Magazine"La Plume")の塗り絵です。
自分なりに色を考えながら塗ってみて、とても気に入った作品に仕上がりました。
- ミュシャぬりえファンタジーより『ラ・プリュム』のポスター「サラ・ベルナール」の塗り絵
- 背景は夜のイメージでドレスとつながるように塗ってみた
- ミュシャ「サラ・ベルナール」のポスターの塗り絵を自分流に塗ってみた
ミュシャぬりえファンタジーより『ラ・プリュム』のポスター「サラ・ベルナール」の塗り絵
19世紀末のパリで活躍した舞台女優サラ・ベルナール。その姿を女神のように描いたカラーリトグラフ(石版画)のポスターで、ミュシャは一躍パリの人気作家になりました。このポスターは、1895年の舞台《はるかなる姫君》のヒロインに扮したサラを描いたもので、ユリの花のティアラ(王冠)はなんとミュシャがデザイン!パリで人気の芸術雑誌『ラ・プリュム』の表紙に使われました。
原画はとてもシンプルな色使いですが、インパクトがありますね。
ミュシャがデザインしたというユリの花のティアラが印象的です。
この見本通りに塗るのはちょっと味気ないと思って(ミュシャさんごめんなさい)、自由に色づけすることに。
使う色鉛筆はプリズマカラーです。
背景の星は1091と1028番で2色に分けて塗りました。
青(1088)に赤文字。
中の模様はゴールドや灰色、薄茶色っぽい色で塗ってみました。
肌の色は997と927を重ねて塗って
少し濃い色で影を入れます。
ユリは淡い黄色に。
そして、髪の毛は1017でくすだんピンク色にしました。
少し濃いところには1031を入れましたが、ほとんど1017の1色です。
実は、この塗り絵を見たときに、髪の色だけははじめに決まっていたんですよね。
ピンクの髪色にしようって。^^
お化粧もして
ドレスは1025で薄いブルー、模様には1091を使いました。
ここまで塗れました。
背景は夜のイメージでドレスとつながるように塗ってみた
続いて背景です。
このサラのドレスとつながるように塗りたいと思います。
ドレスの色から1024の水色で重ねて塗り
続けて、もっと薄い1087を塗ります。
上の方はだんだん濃くしていきます。
11022.1100,901と塗っていきました。
最後に枠の部分をシルバーで塗ったら完成です。
ミュシャ「サラ・ベルナール」のポスターの塗り絵を自分流に塗ってみた
こんな感じに仕上がりました。(*^_^*)
見本と比べてみましょう。
くすみピンク、スモーキーピンクとでも言うんでしょうか。
その髪色が、なかなか似合っているのではないかと思っていますがどうでしょう?
ミュシャぬりえファンタジーは、少しツルッとした紙質なので、プリズマカラーが塗りやすかったです。
だから、また他のページもプリズマカラーで塗りたいと思っています。
ミュシャぬりえファンタジーは、見本の作品リストが載っているので、それを参考にしもいいし、自分の好きなように塗ってもいいですね。
また、作品リストは他の塗り絵の配色の参考にもなります。
文字や装飾を美しく描かれたミュシャの塗り絵も楽しいですよ。
では、また~。( ´ ▽ ` )ノ