てがきーの

手書きな大好きな主婦のブログ。ノートとペンがあれば幸せ。スケッチや塗り絵が大好き。

塗り絵で水彩絵の具を使う時のコツ?窓際に座る「エポルの森の少女」

塗り絵で水彩絵の具を使う時のコツ?窓際に座る「エポルの森の少女」

「エポルの森ガールプレミアムエディション」の塗り絵より1ページが完成しました。
タイトルが《Seated on the Windowsill》(窓際に座って)となっています。

このページを見た時に「これは、ほとんど水彩絵で塗れるかも。」と思ったので、可能な限り水彩絵の具を使ってみました。

この前のエポルの塗り絵で、「水彩絵の具でどうやったらきれいにぼかしができますか?」「絵の具のあとに色鉛筆を使いますか?」とコメントをいただきました。

tegakilog.hatenablog.com

いつも、ありがとうございます。m(_ _)m

どれくらい参考になるかわかりませんが、今回は私の水彩絵の具を使った塗り方も書いてみたいと思います。

エポルの森の少女の塗り絵《Seated on the Windowsill》

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左のページに原画があります。
大きな窓の外の景色が青くきれいな緑です。 
塗り絵のページは外の景色は白いままなので、自分で考えた風景を描いてもいいでしょうが、私は同じような緑にします。^^

塗り絵で水彩絵の具を使うコツと注意すること

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気づいて撮った写真がすでにほとんど色が着いた状態ですが、ここまで水彩絵の具を使いました。
今回もホルベインの透明水彩、固形絵の具(ケーキカラー)です。

私は水彩絵の具で風景などを描く時に、空や背景の広い面には、まずたっぷりの水を筆で塗ってから、その上を絵の具で水と混ぜながら塗っていくのですが(または、絵の具を水で溶かして、筆に水分多めで塗るか)、このページでもカーテンや外の緑に壁の部分などはその方法で塗りました。
絵の具が乾ききらないうちに、違う色を足すときれいにぼかせたりします。

また、近くのパーツを違う色の水彩絵の具で塗りたい時は、乾いてから塗らないと色が混ざってしまったりにじんでしまうので気をつけます。

少女や鉢植えなどのベースにも水彩絵の具で塗りましたが、ここは水で薄めた絵の具を塗っています。
影などは、ベースの絵の具が乾かないうちに少し濃い色を塗ると、いい混ざり具合になったりもします。

塗り絵を水彩絵の具で塗る時に、注意したいのは重ねて塗っていくと紙が破れる可能性があるということです。

この「エポルの森の少女」の塗り絵の紙は、とてもしっかりしているので安心ですが、水を多めに使っての重ね塗りには気をつけています。
他の塗り絵では、ここまでしっかりした紙ではないものが多いので、水彩絵の具を使うなら、水分は少なめがいいでしょう。

また、水彩絵の具を使ったときのたわみですが、塗る前に紙のまわりをマスキングテープで画板などに止めてから塗ってそのまま乾かすと、マシになる場合もあります。

色鉛筆で仕上げ

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できるところまで水彩絵の具を使おうと思っていましたが、細かい部分は色鉛筆を使って仕上げることにします。

ページを開いて、水彩絵の具が乾くまでしばらくそのままに。
(早く塗りたい時は、ドライヤーで乾かす方法もあり)

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少女の肌にも淡いピンクを足して赤みを出し、ワンピースや鉢植えの植物もちょっと色鉛筆を加えます。
絵の具の上からでも色鉛筆は使えるので、同じような色で塗ります。
写真立ての中は、私の持っている水彩画の本を参考に家を描いてみました。 

窓際に座る少女の塗り絵の完成

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塗る面積が少なかったので、2時間くらい(乾かす時間をのぞく)で完成しました。

外の景色の緑は水彩絵の具のままで色鉛筆を加えていません。

大きな窓から見える緑に明るい日差しが差し込む部屋。
でも、ちょっと女の子は一人ぼっちでさみしそうですね。いつものお仲間のリスとワンちゃんはどこに行ったのでしょう。

まとめ

塗り絵で水彩絵の具を使う時のコツ?窓際に座る「エポルの森の少女」

ほとんど水彩絵の具を使って仕上げた塗り絵、「エポルの森の少女」の《Seated on the Windowsill》でした。

私が水彩絵の具で塗り絵を使うときの塗り方も少し紹介してみましたが、あくまでも私は水彩画は趣味程度です。
いろいろな水彩画の本を買って得た知識が多いです。

もしかしたら、もっといい塗り方があるかもしれませんし、私も気づいたり知ったことがあればどんどん試していきたいと思います。

エポルの森の少女の塗り絵の紹介はこちら。

tegakilog.hatenablog.com

韓国の塗り絵なのでオンラインショップしかないみたい。